乙女ストーム | icantforget

乙女ストーム！

「乙女ストーム！」と書かれた扉を開くと、そこには中学生ぐらいで茶色の髪を結んだ、明るそうな少女が立っていた。

「あっ、プロデューサーさん！なんだかお久しぶりですー、でへへ。」

「えーと、未来だよな。元気そうで何よりだ。」

春日未来。たしか、何かのために部活をやめて、一生懸命努力している、…何のためだったかは思い出せないが…。

「じゃあ、これをどうぞ！」

「実はですねー、次に踊る曲のフォーメーションを考えてたんですよー。

この□の位置に、私以外の4人を、縦、横、斜めにぶつかることがないように並べたいんですよね。

もう、杏奈は「む」のところに立ちたいって言ってるので、その上で全員を並べたいんですけど…。」

踊る…曲…？一体何のことだろう？

まぁ、問題自体はよくあるパズルだし、ちゃっちゃとやってしまおう。