「ミックスナッツ」と書かれた扉を開くと、そこには小学生ぐらいの身長の三つ編みの少女が立っていた。
…少女?
いや、見た目は確かに少女なのだが、何故か彼女を少女とは言ってはいけない気がする。
「…ちょっと、プロデューサー君?忘れちゃったの、私のこと?」
「!…あ、馬場このみさん、でしたね。」
そう、この143cmという低身長にして、24歳なのだ、この人は。一緒にお酒を飲んだ記憶もある…ような気がする。
「じゃあ、私からはこれね。」
「私が見下ろせる位置の文字を読んでみてね。」
なるほど…?これは簡単そうだ。